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進路の関係で留年することにした。
留年することを決めた日から一週間、狂ったように小説を書いた。
一週間後が純文学の新人賞の〆切だった。
出来あがった小説は、一言で言うと凡庸だった。

それから一カ月が過ぎた。
あっという間に、ぬるっとした日々が過ぎた。
一度も書いていないままに過ぎた。

何を書けばいいのかわからない。
表現欲求とでも言うのか、そんなよくわからない衝動も消えた。
俺を構成するたくさんの何かが、凡庸な何かに変わっていくプロセスはもう見たくないと思った。

書きたい。
今もそう思っている。
だけど、自分の才能のなさが怖い。認めたくない。

強い感情が湧かない。
気持ちがフラットで、欲求が全部フラットで、全てがぼやけている。
そんな毎日に嫌悪感をおぼえる。
強くはない、ちょっとした嫌悪感。
その積み重ね。
ぬるっとした日々。

リチウムのせいもあるのかもしれない。
病気のせいもあるのかもしれない。
小説を一つ書き終えて燃え尽きたのかもしれない。

原因はなんでもいいけど、はやく強い感情が戻るといい。
強くはない、ちょっとした願望。
その積み重ね。
再構築。
2010.08.10 Tue l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
年末年始、就活からも試験勉強からも一人暮らしからも全部逃げ出して、南米に行ってきた。
別に何が変わったわけでもない。
休めたというよりはどちらかというと疲れた。
人生が大きく転換するほどの衝撃を受けた、なんてこともない。
帰ってきて、今までどおりの日常に再び染まっていく。

ただ、旅先で印象深かったこともやはりそれなりにあったわけで。
そういった出来事って、家の隣の駐車場にもたくさん転がっているのかもしれないけれど、
行ったことのない場所のほうが俺の貧相な感性に強く訴えかけてくるのは間違いないようだ。

南米に、チチカカ湖という湖がある。
とても大きな湖で、いくつか島も浮かぶ。
そんな湖に、葦で人工的に小さな浮島を作りそこで暮らす部族がいる。
浮島の上には同じく葦で作った家を建て、葦で作った舟で移動する。
チチカカ湖には今、52の人工的な浮島が浮かんでいる。

今、彼らの島は観光名所だ。
観光客はチケットを買って島行きのジェットボートに乗る。
彼らは観光客の団体を招き入れ、浮島の作り方を模型で説明する。
自分の家に招き入れ、民族衣装を着せる。
そして土産品のアクセサリーや置物を売り付ける。

彼らの家にはソーラーパネルがついていて、テレビやラジカセがあった。
彼らの学校は湖にコンクリートで固定されているし、普段着は民族衣装でなくTシャツにジーンズだ。
彼らの産業は、かつては漁業と農業だった。今は観光業が主流だ。

ソーラーパネルをつけたのはフジモリ元大統領らしい。
フジモリ元大統領は、「文化的」な生活こそが幸せだという信念を持っていた節がある。
アンデス山脈の農村にトイレを作ったりもしていたようだ。
日本では、「文化的」な生活は必ずしも幸せではない、といった考え方がもてはやされる風潮にある。

俺には、彼らにとって何が幸せなのか判断できない。
彼らの伝統はどこまで守られるべきなのか、そもそも守られるべきなのかどうか。
伝統や芸術を守るべきだという考え方はわかりやすい。
だけど、そこに人間の生活が組み込まれると、途端に難しくなる。
誰が決めるのか。
大統領に決める権限はあるのか。
彼ら自身の判断に委ねてよいのか。

どっちが正しいかは、今の時点ではたぶん誰にもわからない。
政治とは、そういったことを決めるためにあるのかもしれない。
「世界的に重要な遺産」なんて言ったりするけど、やっぱり重んじられるべきは当事者の判断。
その「当事者」っていうくくりは、国という単位で捉えればいいのではないかと思う。
広くて、有効な単位だと思うから。

そうやって考えると、国ってすごい。
翻って日本はどうなのか
国として決めるべきこと。
それを決めているのは誰なのか。
政治家なのか。官僚なのか。
誰が決めるのがより効率的で「正しい」のか。
政治とは何か。行政とはなにか。
俺は政治に詳しくはないので語れませんが。

結局、地球の裏側から持って帰ってきたのはそんな感覚でした。
うん。ありがち。
2010.01.13 Wed l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ミヒャエル=エンデの「モモ」という作品がある。
そのなかに、詳しくは覚えていないけど素敵な描写がある。

湖の真ん中に、今までに一度も見たことがないほど美しい花が咲いている。
見とれていると、すぐにその花は枯れてしまう。
しかし、次の瞬間、さっきよりももっと美しい花が水の中から生まれる。
またその花は枯れてしまう。
そして再び、さっきの花よりもその前の花よりも美しい花が現れる。
それが無限に繰り返される。

アバウトだけど、確かこんな感じ。
この部分を初めて読んだとき、幼いながらに怖かった。
無限に触れた気がした。
無限なんてありえない。だけど、目の前にそれが存在する。
薄ら寒いほどの感動。


ところで、この花は恋愛に似ている。
ある種の人々にとっては、という但し書きが必要かもしれないけれど。
急に世俗的な話になって申し訳ないのだが、ふとそう思った。

以前好きだった人よりも、もっと好きな人が現れる。
そしてまた恋をする。
短い人生の中での無限。
それは絶望であり、希望でもある。

今までに一度も見たことがないほど魅力的だった人が、消えていく瞬間。
その喪失感。
今までに一度も見たことがないほど魅力的な人が、現れる瞬間。
その喜び。


そんな風に読み換えた自分に、なんだか少し悲しくなった。
そのままで十分美しいものを、ばらばらに壊してしまったような気がした。
無限というモチーフを、自分の人生という有限な枠の中に閉じ込めてしまった気がした。

花が何度も咲く。そして枯れる。
最も美しい花に出会う瞬間は無限の喜び。
最も美しかった花が枯れる瞬間は無限の喪失感。
とても幸せだけど、とても悲しい無限。

恋愛にたとえることで、この無限をどれほど理解できただろう?
こうして今まで生きてきて、その無限にどれほど近付けただろう?

無限とは、恐れおののきながらも遠くから見とれるしかないもの。
理解することはできないかもしれない。
だけど、感じることはできる。
感じさせることはできる。エンデのように。
言葉には、無限さえも表現できる力がある。

今までに一度も見たことがないほど魅力的な表現。
それはまさしく、希望。
2009.07.23 Thu l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top
もうすぐバレンタイン。
バレンタインと言えばチョコレート。

高校生の時、「チョコレートは発展途上国の子供の血と涙とカカオにたっぷり砂糖を入れたもの」だと言われた。
当時はとても衝撃的だった。

そして、フェアトレード、という言葉がある。
フェアトレードとは。
すっごい簡単に説明すると、先進国の企業とかが発展途上国から品物を買う時に、ぼったくらないようにしましょう、っていうこと。
ぼったくっちゃうと、その陰では子どもとかが不当な賃金で働かされてるんじゃない?っていう。
アバウトすぎるんで、一応ウィキペディア
児童労働を即廃止したら職がなくなってもっと貧しくなるんじゃないか、とか、そういう議論も結構あるけど、理念は素敵なものだと思う。

フェアトレードチョコをくれる女の子がいたら、惚れてしまうかもしれない。
そう思うのは俺だけじゃないはず。
だけど実際に店頭で目にすることの少ない、フェアトレードチョコレート。
少し工夫すれば、簡単にブームになるんじゃないか?
もう少し工夫すれば、ビジネスになるんじゃないか?

学生のうちにできること。
もう少し、考えてみよう。

一緒にビジネスチャンスをつかみたい、という方からの連絡もお待ちしています。
2009.02.11 Wed l 未分類 l コメント (2) トラックバック (0) l top
俺も最近の大学生らしく、mixiのアカウントを持っている。
日記は全く書いていないから、閲覧専用アカウントになっているけれど。

さっき、何人かの友人の日記を見ていた。
正確には、リアルでは友人だけれどマイミクではない人の日記。
なんか、すごかった。
彼らの生活は充実してた。
夢だとか希望だとか未来だとか、そんなキラキラしたもので満ちていた。

そーゆーやつに限って、人のことをリア充とか呼びたがる。
そんなんでリア充羨ましいとか言ってんじゃねーよ。
と、誰も見てないとこにしか書けない俺乙。

部活休部してサークルもやめて、精神科に通って、薬の量もどんどん増えて。
一日の半分寝てるかぼーっとしてる。残りの半分はネットとバイト。
やることなくて不安だから、バイトの量増やしてスケジュール埋めないと生きてる実感がなくて怖い。
バイト依存症?これなんてワーカホリック?

てかまず俺大学生なのに、勉強したくて大学選んだのに、授業出てなくて次の試験マジ危うい。。
っていうか試験いつから?
俺いつの間にどうしてこんなことに?
どうしようどうしようどうしよううわあああああああああああああ

あーリアルに非リア。変な表現だけど。
執筆?ええ、ここ一か月してませんとも。あーもう。書けねーんだよ。
こうやって書きなぐるのは出来ても、構成とか考えられない。
本もちょっと難しいと全然読めない。あんなに好きだったのに。

在学中に長編一作書き上げないと、怒涛の就活のち就職、執筆どころじゃなく過労で鬱再発が待ってる。
再発っていうか現在発症中だから、こんなんで仕事とか無理じゃね?
誰かに養ってもらおうにも仕事より家事のほうが苦手っていう罠。
一生バイト生活?
それって。
フリーターってやつ?

うわーなんか未来真っ暗。
全然笑えない日記しか書けない俺乙。
2009.01.23 Fri l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top